研修医記録

新潟大学医歯学総合病院
臨床研修医 坂田 佑輔
(研修期間 H23.12.26〜H24.3.30)
2011年12月26日から2012年3月30日までの14週間、新潟県立柿崎病院で地域医療研修をさせていただきました。藤森院長を始め諸先生方、看護師の方々、他職種の方々、皆様にご指導頂き、大変感謝しております。
地域医療病院での研修ということで、まずは柿崎病院が担う医療圏の現状を知ることから始まり、新患外来及び再来、入院診療、腹部エコーや上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡といった検査についても行うことができました。診療にあたり不安な点も少なからずありましたが、4人の先輩医師皆様が指導医となり助言を頂けたため、数多くの事を学ぶことができました。特に藤森院長には、呼吸器症状の診断の進め方や治療について、common
diseaseの診断・治療についてなど、広く教えていただけました。中でも、大学病院等ではなかなか見ることができなかった初診の気管支喘息やCOPDを見ることができ、今後の診療においてとても重要と感じました。また、入院診療においてもいわゆる大病院とは疾患分布が大きく違い、肺炎や尿路感染といった感染症が多く、更に後期高齢者の入院も多いため点滴や内服について気を遣う場面が多く、その点についても大変勉強になりました。
更に、入院から退院まで主治医として治療計画を立てることはもとより、治療と並行して介護保険や在宅環境の整備も自分が主体となって進めるといった、高度急性期医療病院では経験できない医療を行えた点も、今後のため大変役に立つと感じました。エコーや内視鏡といった検査についても、特にスクリーニング目的での検査においてどんな疾患を想定して検査に臨むか、どのような所見に注意するべきか等を重点的に教えて頂けました。それ以外にも、訪問診療や併設の特養での回診といった地域病院ならではの仕事も経験できました。
また柿崎病院には、看護師や薬剤師のみならず医療事務等の全職員を対象にして、疾患や症候の知識や院内での研究成果を発表する「すいすい勉強会」というものがありました。地域医療に限った話ではないですが、やはり疾病予防の基本は一次予防であると考えられるため、まずは院内職員の意識を高めることから始め、予防医学に繋げようという目的と感じました。年に数回柿崎地区の方を対象に市民勉強会も開催しており(私の研修中は誤嚥予防についてでした)、10q以上離れた場所からの参加者もあり、地域住民の意識の高さがうかがえ柿崎病院が進めてきた患者教育の賜物と感じられました。
3ヶ月間と地域研修としては割と長い期間勉強できたため、将来地域医療に従事するために必要な知識・手技はどのようなものがあるのかある程度把握できたと思います。地域医療に従事する際は良質な医療を提供できるよう、来年度の内科研修ではそこを重点的に身につけたいと思います。

横浜市立大学
臨床研修医 阿部 岳文
(研修期間 H23.11.22〜11.30)
私は横浜市立大学の地域医療の一環として、新潟県立柿崎病院にお世話になりました。実務期間は一週間で、あまりに短すぎました。2ヵ月くらいあればもっと色々学べたかなと思います。今回の研修で一番印象に残ったのは訪問診療です。自宅で療養している患者さんを看護師さんとともに車で回診させて頂き、診察や予防接種をさせて頂いたのですが、一緒に暮らしているご家族を含め患者さん達が温かく迎えてくれ、皆笑顔だったのが印象に残りました。やはり、病院は自宅と異なった空間であり、家族、患者ともに心から安心できる場所とはいえないでしょう。訪問診療では、患者さんの自宅に入らせて頂き、その患者一人一人の生活を肌身で触れることができました。病院とは違った、患者さんやご家族の姿を感じることができ、これまで入院中など病院内でしか患者さんをとらえておりませんでしたが、訪問診療することで医師患者関係もより身近に感じることができるような気がしました。患者の身体だけでなく生活背景までも診ることができる、これが地域に根ざした医療の一つだなと思いました。また、柿崎病院では藤森先生が中心となって、地域の住民の方々への講演会などの啓蒙活動も積極的に行っているようで、地域への貢献も多大であると感じました。
また、病院内では寝たきりの患者さんが多かったのですが、高齢者ということもあり多臓器の障害を持っている方を受け持たせて頂きました。肝硬変、COPD、腎不全のある方で栄養管理の面で非常に難渋しましたが、木島先生には丁寧に指導して頂き、大変勉強になりました。木島先生には禁煙外来も見学させて頂き、訪問診療にも同行させて頂いたりで大変感謝しております。また、どの先生方も専門に関わらず、超音波検査、上部消化管内視鏡をこなしているのに驚きました。私は、大学病院の研修医であり、これまでは臓器別にしか診てこなかった経緯があり、どの疾患もオールラウンドにできる先生方の姿は、自分の目指す医師像に近いものと感じました。
さらに短期間にも関わらず、外科の鈴木先生にはクルズスまでして頂き大変勉強になりました。また、当直も一度ですがさせて頂きました。寝当直と思ってはいましたが、心肺停止の方が搬送され対応し、蘇生後に他院へ搬送したことは良い経験になりました。
最後に、非常に短い間でしたが、病棟の看護師さんをはじめとした病院のスタッフの皆様、藤森先生、木島先生、庄子先生、お忙しい中私の面倒を見てくださりどうもありがとうございました。

上越総合病院
臨床研修医 中丸 潤
(研修期間 H23.5.9〜7.1)
地域医療研修として8週間、柿崎病院でお世話になりました。これまでの研修生活から見ればほんの短い期間ではありましたが、石巻での災害医療に始まり、診療科の垣根など存在しない病棟業務、外来業務、訪問診療、訪問看護、当直業務など、医療の原点を十二分に体験することができました。特に訪問診療、訪問看護などでは患者様や御家族の実際の生活を目の当たりにしながら対応を一緒に考えるため、教科書では決して得られない経験をすることができました。このように幅広く医療に触れあえたことは非常に自分自身の力になりました。
出会う患者様は地域の方がほとんどで、患者様と一緒につくり上げている病院という雰囲気が感じられました。スタッフの方々もとても優しく、わからないことをいつも懇切丁寧に教えていただきました。特に指導医の長澤先生には、業務内容だけではなく人生の先輩としてさまざまなことを教えて頂きました。皆様には本当に感謝しています。
これまで縁もゆかりもなく、勤務初日には一体どこにあるのか車で探し回った柿崎病院ですが、今では随分昔からここにいるような錯覚さえ覚えています。しばらく柿崎病院からは離れますが、柿崎地域の皆様の健康を願っています。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

上越総合病院
臨床研修医 正印 航
(研修期間 H23.4.4〜4.28)
地域医療研修として、1ヶ月間柿崎病院でお世話になりました。
研修では主に病棟業務、各種検査、訪問診療、夜間当直に加え、スタッフへの講義も2度経験させていただきました。研修を通じ印象深かった事は2点あります。1つは先生方がその専門に関わらずエコーや内視鏡などの検査をされていることでした。これまで医師の数が少ない病院でそうした能力が必要であるということを情報としては知っていましたが、実際に研修をし、指導していただくと、その知識の幅広さから勉強しなければいけないことが沢山あることを改めて痛感しました。腹部エコーも数多くやらせていただき、良い経験になりました。2つ目はやはり地域医療ならではの訪問診療です。急性期病院で研修をしていると、病状が落ち着き退院、転院した患者さんがその後どの様に生活しているかを知る機会がなかったので、非常に良い経験となりました。またなかなか病院では見られない、患者さんのリラックスした表情等も見られ、楽しんで行うことができました。また研修の期間中、上越総合病院からの災害派遣もありましたが、快く行かせていただき、発表の場も与えてくださりありがとうございました。1ヶ月という短い期間ではありましたが、指導医の長澤先生をはじめ、諸先生方、スタッフの皆様方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

関東労災病院
臨床研修医 鈴木 智
(研修期間 H23.2.21〜2.25)
医師としての生活も二年間が経ち、寝る間もなくただ時間が経過してゆくだけの都会の病院の生活に疲弊し都会生活からも抜け出したいと思っている時に、ちょうど地域研修の一環として、県立柿崎病院での研修をさせていただくこととなりました。柿崎病院では1週間のみの研修でしたが、非常に意義深い研修をさせていただき、また医師として、そして人間として、考え方自体が変わるような素晴らしい体験をさせていただくことができたと思っております。
雪のなかを日本海に併走して走る電車に揺られ、たどり着いた先の小さな駅、自然に恵まれた中にある病院でした。ゆったりとした時間が流れ、医師やナース、その他コメディカルとの垣根があまりない病院なんだというのが最初の印象でした。
『地域医療』という言葉はよく耳にする機会はあったものの、私自身、なかなかそれに触れる機会もなく、漠然とした気持ちで捉えていました。今回、実際に地域医療を診て学ぶことによって、地域に根ざした病院、地域を支える病院の素晴らしさ、凄さを実感できました。先生方は自分の専門を越えて、様々な分野の知識を持ち、また地域医療の重要性、必要意義というものを理解しそれを実践しているのがとても伝わってきました。指導医として専門を越えて様々なことを教えてくださった長澤先生、地域医療に関して講義してくださった院長先生はじめ先生方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
また、看護師のみなさんも仕事が的確で働きやすい環境を作っていただきましたし、事務的な内容で分からないことなど多々ありましたが嫌な顔ひとつせず笑顔で対応していただきました。患者さんに対しても丁寧な看護をしているのが印象的でした。また、毎日連れて行って頂いた訪問看護に関しては地域医療の特徴だなと感じると同時に、地域において重要な役割を果たし、それを受ける患者さんにとって、体調だけではなく精神面においても心の癒しとなり、患者さんに生きていく上での希望になっていると感じました。
最後になりましたが、柿崎病院に勤務していらっしゃる医師、看護師、その他スタッフの方には本当にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。検食が本当に美味しくてびっくりしました。長澤先生、学会などで関東圏にこられた際は是非ご連絡していただければ幸いです。本当にありがとうございました。

関東労災病院
臨床研修医 吉冨 洋樹
(研修期間 H23.1.24〜1.31)
今回、初期臨床研修の地域医療の研修で1月4日から23日まで新潟労災病院で研修し、より地域に密着した研修をするために1月24日からの1週間、柿崎病院で研修させていただきました。上越地方は来る日も来る日も雪が降り止まない、そんな天候の中、研修のほうは非常に充実していました。
柿崎病院では、長澤先生と一緒に入院患者を担当させていただき、病棟や外来の業務と当直、外来看護師について訪問看護に出かけるという内容で研修させていただきました。55床の病床と外来勤務を、4名の常勤医師で担当されている柿崎病院ですが、限られたスタッフ、限られた施設の中で、非常に精力的にかつ親身に地域の住民の診療にあたっていることが印象的でした。スタッフや施設が限られているから、都会の大病院に比べてレベルの低い医療しか出来ない、なんて話はとんでもなく、むしろ先生方は専門分野外にも非常に高いレベルで精通されており、Specialistであり、かつGeneralistでありました。都会で専門特化した医療に身を置いていた私には、ハッとする事が多くありました。
訪問看護についてですが、学生の頃、実習で長野の山奥で1週間ほど経験したことがあり、その記憶がよみがえってきました。高齢化した地区で、厳しい自然と交通の便が悪い環境の中、自宅で懸命に介護をしている家庭にお伺いしました。訪問看護対象者の家族にとって、月に数度の訪問看護は無くてはならない、そんな存在であると感じました。テキパキと患者さんを診察し、栄養状態、褥創のチェック、親身になって生活の相談に乗っている姿に感心させられました。患者さんや家族にとって、誰よりも頼りになる存在なんだろうと感じました。これからも地域の方々の支えであってほしいと思います。
最後となりましたが、藤森院長、指導医の長澤先生をはじめとする先生方には大変熱心に指導して頂き、また職員の方々にも非常に親切にして頂きました。多大な感謝の意を示すとともに研修の感想とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。

関東労災病院
臨床研修医 長澤 伸介
(研修期間 H22.12.20〜12.24)
今回、地域医療研修として、県立柿崎病院で1週間研修をさせて頂けました。
短い間ながら、地域医療というものがどういうものか、また、そこで医師やコメディカルの方々がどういう形で地域と関わっているのかということを、見て・感じさせて頂きました。研修で特に印象的だったことは3点ありました。
まず院長が非常に精力的な方だった事。地域医療の在り方や、院内・院外で行っている様々な活動の話も聴くことが出来ました。私が研修をしている間は、ちょうどクリスマスの時期で、院長がサンタ・看護部長がかわいらしいトナカイの格好をし、スタッフが鳴らすハンドベルの中、それぞれの受け持ちが書いたクリスマスカードを渡しながら回る「サンタ回診」なるものがあり、私もトナカイで参加させて頂けました。病院の中を楽しくしようという雰囲気にあふれており素晴らしく思いました。
2点目は指導医の長澤先生を始め、先生方が、一般内科的な事を本当に高いレベルでこなしていらっしゃることです。長澤先生は呼吸器が専門ですが、普段から、腹部のエコーや上腹部内視鏡検査も行います。勿論、医師がおらず、やらざるを得ない状況だからこそなのでしょう。しかし、多数の科があり、それぞれの専門医の揃っている大学病院と現在の病院しか知らない私にとって、自分の専門を持ちながら、他の分野もそれなりにこなす医師像は本当に理想的でした。
最後に、毎日参加させて頂いた訪問看護・訪問診療です。通院困難な患者さんの自宅に行き、患者さんのケアだけではなく、在宅で診ている家族に対して、心理的サポートや生活上のアドバイスをされていました。医師・看護師が家に来て、自分たちの生活の場を実際に見、その中で様々なアドバイスをしてくれる。その事は、患者・家族に対してどれだけ大きな支えとなっているだろう、と感じました。むしろ医師・看護師が行き、顔を見せるということだけでも、とても大切な事に思えました。
1週間の短い研修でしたが、大変有意義でした。御指導とお酒を御馳走になった長澤先生をはじめ、御講義頂いた先生方、県立柿崎病院スタッフの方々、いつも優しく声をかけてくれる売店のおばちゃんと掃除のおばちゃん。訪問先での患者さんとそのご家族の方々、本当にありがとうございました。
関東労災病院
臨床研修医 谷澤 有美
(研修期間 H22.11.8〜11.12)
関東労災病院での地域医療の研修プログラム(1ヶ月間)のなかで、地元の開業医での研修と新潟での研修が選択でき、私は新潟での研修プログラムを選択しました。普段いる病院と全く違う環境の病院で働くことは貴重な体験になると考えたからです。1ヶ月間のうち、3週間を新潟労災病院、1週間を県立柿崎病院でお世話になることとなりました。
私が地域医療と聞いてまず思い浮かべたのは訪問診療でした。柿崎病院では毎日訪問看護、週2で訪問診療をされていて、その全てに参加させていただき、大変有意義でした。これまでも急性期を過ぎた患者さんの退院調整をおこなっていましたが、恥ずかしいことに自宅に退院した場合にどのような生活をされているのか考えることはほとんどありませんでした。しかし、今回訪問診療に参加し、各ご家庭によって介護の在り方はさまざまであり、そこにどのように医療者が介入し、本人および介護者をサポートしていくかを間近にみることができ、大変勉強になりました。
柿崎病院に入院中の患者さんは高齢者がほとんどで、また疾患も様々でした。高齢者の方ほどたくさんの病気を合併しており、病態も複雑です。病態を理解し治療していくのは医師として必須であり、そのエッセンスを指導医の長澤先生からご教授頂き、大変勉強になりました。藤森院長、鈴木先生、高橋先生にも講義をしていただき、感謝しています。また、すいすい学習会では自分が講義をする機会をいただきました。熱心に聞いてくださり、スタッフのみなさんありがとうございました。
たった1週間と短い時間でしたが、スタッフのみなさん、患者さん、ご家族さまに温かく迎えられ、充実した研修をさせていただきました。本当にありがとうございました。

関東労災病院
臨床研修医 明石 祐作
(研修期間 H22.10.25〜10.29)
今回、地域医療研修の一環として、県立柿崎病院で研修をさせて頂きました。研修中特に印象に残ったのは、ほぼ毎日同行させて頂いた訪問看護です。ADLの低下で通院困難となった患者さんの自宅に行き、患者さんのケアだけではなく、在宅で見ているご家族に対しても、心理的サポートや生活上のアドバイスをされていました。病院での医療しか経験したことのない私にとっては、患者の実生活に踏み込んだ医療は非常に新鮮でした。普段は退院後の生活まで考える機会がないため、その実情を知ることができたことは有意義でした。
もう一つ印象に残ったことがあります。指導して頂いた長澤先生が、自分の専門だけでなく内科全般的な疾患に精通されていたことです。医師の少ない場所では、幅広く疾患に対応できる能力が求められることを、自分も間近で見て、そして経験できて大変勉強になりました。私は将来は内科医になろうと考えておりますが、その際は自分の専門分野だけでなく、様々な状況に対応できるよう幅広く疾患を勉強しようと気持ちを新たにしました。
わずか1週間でしたが、大変楽しく、有意義な研修をさせていただきました。指導医である長澤先生をはじめ、県立柿崎病院スタッフのみなさん、そして初めて出会う研修医を温かく迎えてくださった訪問先での患者さんとそのご家族のみなさんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

新潟大学医歯学総合病院
臨床研修医 田中 智之
(研修期間 H22.7.5〜8.22)
7週間地域医療研修をさせていただきました。
柿崎病院のスタッフの皆様、柿崎病院で診察させていただいた患者様、またそのご家族の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。
私の日々の仕事としては、担当患者様の回診、外来の腹部超音波検査、新患外来、当直、訪問診療と看護でした。どの仕事も自分の成長につながったと思いますが、最も意義深かったのは訪問看護です。そもそも私は看護師さんがどのような仕事をし、患者様と接しているかあまりよくわかっていませんでした。患者様のバイタルをチェックし、褥瘡ができていないかをチェックし、痰が絡んでいたら痰を吸引し、口腔ケアを行い、オムツが汚れていたらオムツ交換をし、時には摘便をし、尿道留置カテーテルを挿入し、バック内の尿を廃液し、時には汗だくになりながら入浴介助をし・・・。そういうことを見学、あるいはお手伝いさせていただき、看護に費やされる肉体的、精神的疲労は計り知れないものであると感じました。その結果思ったことは、医療における主役は看護師さんだということでした。一番患者様の近くで接し、状態を把握しているのは看護師さんです。そういった一人一人の看護師さんがいて、医療が成り立っているということを身にしみて実感できたことは医師として重要であると感じています。
最後に、柿崎病院(地域医療研修病院)について思ったことです。柿崎病院に来て初日、院長先生の講義で『地域医療とは住民の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために提供されるべきものである』と教えていただきました。7週間柿崎病院で働いてみて、僕なりのその具体的な答えは『基本的に入院を断らない』ことだと感じました。大きな病院では『入院適応』という言葉に重きが置かれ、入院を断ることはよくあるのではないかと思います。しかし、柿崎病院ではそのようなことは少なく、入院適応はなくても患者様の状態が悪く、本人やご家族の入院希望があればそれに沿うのが当たり前でした。このことが地域住民の方の暮らしに安心を与えているのだと感じました。
短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました。またお世話になることがあるかもしれませんが、その時もよろしくお願いいたします。

新潟大学医歯学総合病院
臨床研修医 中村 制士
(研修期間 H22.5.10〜6.20)
今回私は県立柿崎病院で研修医として6週間地域医療研修を行わせて頂きました。
柿崎病院では先生方が専門性を持ちつつも、それだけにとらわれず様々な分野にわたって総合的に患者さんの病気をなおすために診療にあたっていました。また訪問看護や訪問診療、地域での講演会などに実際に参加させていただくことで、地域に密着した病院のあり方というものを学ぶことができました。私自身上越出身ということもあり、自分の育った土地で実際に医療がどのように行われているかを体験し、大変勉強になりました。
また日常診療、外来診察、当直業務では、当初は緊張することもありましたが、自分一人では答えが出せない場合には、忙しい業務の合間や夜間であっても先生方から丁寧な御指導を頂くことができ、安心して研修を行うことができました。入院や治療に関しても、目の前の患者さんの症状だけでなく、御家族の状況や社会的な状態なども考えて選択するという大切なことを学ばせて頂きました。
長澤先生を始め、藤森院長先生、鈴木先生、高橋先生、病院のスタッフの皆様、そして患者さんから暖かく声をかけて頂くことで、楽しく充実した研修を行うことができました。今後も医師として勉強を重ね、上越に戻ってきた際には病院、そして地域の役に立てるよう努力したいと思います。本当にありがとうございました。

上越総合病院
臨床研修医 萬羽 祐二
(研修期間 H22.4.1〜4.28)
上越総合病院の研修医としては初めての県立柿崎病院での地域医療研修をさせていただきました。4週間お世話になりました。
研修内容は主に病棟業務、各種検査、訪問診療・看護、夜間当直、スタッフへの講義といったことを経験させていただきました。まず驚いたことは、指導医である長澤先生は専門が呼吸器であるにも関わらず、内科全般的な疾患に対応していたことです。腹部エコー、頸部エコー、上部消化管内視鏡など、一般的な大病院ではそれぞれの専門医がやる検査などをすべて自分でこなしていました。医師の少ない地域ではまさにこのような総合内科医が求められることを自分の目で見て、また一部実際にやってみて大変勉強になりました。また、当直では夜間一人になるものの、いざという時のサポートはしっかりしており安心して研修できました。さらに受け入れの適応や外来電話相談などの処理もすることもあり、大変勉強になりました。
県立柿崎病院では訪問診療や看護を行っており、それらに毎回同行させていただきました。実際自分の目で見て地域の現状を勉強できたのは大変貴重な経験となりました。
あっという間の4週間でしたが、大変楽しく、有意義な研修をさせていただきました。長澤先生をはじめ、藤森院長、鈴木診療部長、高橋内科部長、スタッフの方々、本当にありがとうございました。
関東労災病院
臨床研修医 舘川 裕一
(研修期間 H22.1.25〜1.29)
関東労災病院から地域医療研修ということで1週間お世話になりました。研修内容は主に病棟業務、各種検査、訪問看護、手術、夜間当直、スタッフへの講義といったことを経験させていただきました。また、先生方より講義をしていただき、喘息治療の研究会にも参加させていただきました。小規模の地域密着型の病院の業務・役割というものが分かり、また、医師としての研修という意味でも大変多くのことを学ばせていただきました。
大病院と違い、少ない医師数で診療を行う分、幅広く色々な疾患を診なければいけないことにとても魅力を感じ、地域医療の面白さを教えていただきました。
あっという間の1週間でしたが、大変楽しく、有意義な研修をさせていただきました。長澤先生はじめ、藤森院長、鈴木診療部長、高橋内科部長、スタッフの方々、本当にありがとうございました。
関東労災病院
臨床研修医 乙供 太郎
(研修期間 H21.12.14〜12.25)
関東労災病院の臨床研修医としては初めてとなる新潟での研修プログラムとなりました。6週間の新潟労災病院での研修ののち、2週間柿崎病院で研修させていただきました。
新潟、特に県立柿崎病院での研修で学んだことは二つありました。
一つ目はプライマリケア医としての役割です。指導医である長澤先生は専門が呼吸器であるにも関わらず、内科全般的な疾患に対応します。腹部エコー、頚部エコー、上部消化管内視鏡などもすべて自分で行います。医師の少ない地域ではまさにこのような総合内科医が求められることを、自分も間近でみて、そして経験できて大変勉強になりました。
二つ目は地域病院としての役割です。柿崎病院では訪問看護、訪問診療を行っており、それらに毎回同行させていただきました。仕事中に車で移動するという機会はこれまでなく、景色も田畑や山の様子が美しく大変楽しかったのですが、そのような環境では公共交通機関が発達しているはずもありません。医師、看護師の訪問を必要とする方が大勢いらっしゃいます。これまでの研修では、ADLの低い患者さんの場合に、疾患が改善後には在宅での訪問診療、もしくは長期療養型の病院へ転院される方を多く担当しました。その退院後の患者さんについて、実際に自分が訪問診療に関わったことは、大変良い経験になりました。
私はいろいろな経験を積みたかったため新潟での研修を希望しました。神奈川とは風土、気候が異なるのはもちろん、オーダーの仕方、処置の仕方など、さまざまな点でこれまで学んできた方法と異なります。しかしスタッフのみなさんが本当に親切であったため困ったことは一度もありませんでした。この場を借りまして、指導医である長澤先生をはじめとする県立柿崎病院スタッフのみなさん、そして初めて出会う研修医を温かく迎えてくださった訪問先での患者さんとそのご家族のみなさんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
横浜市大附属市民総合医療センター
臨床研修医 久保田 聡
(研修期間 H21.9.14〜9.25)
今回、地域医療研修として、新潟労災病院と柿崎病院で研修をしました。新潟労災病院で6週間研修をした後、2週間柿崎病院でお世話になりました。
柿崎病院は全55床の病院で、常勤医師が4人という規模の病院でした。臨床研修が始まってから、大学病院などの病院でしか研修をしたことがなかったので、初めは柿崎病院がどのような雰囲気で、どのような仕事環境なのかなど分からず、緊張と不安でいっぱいでした。しかし、実際に働いてみると、緊張と不安は解消され、充実した研修を送ることができました。その柿崎病院での研修で様々なことを感じました。
まず、患者さんや病院のスタッフとの関係が非常に近いと思いました。患者さんは柿崎病院の付近に住んでいる方が多く、実際に名前だけを聞いたら、その人の顔や人柄、既往歴などが頭に浮かんでくるとみなさん言っていました。また、コメディカルに限らず、病院で働いている様々なスタッフとの距離も非常に近いのだなと感じ、柿崎病院の魅力の一つなのだと思いました。
また、今までは各科ごとに細分化されて研修を行ってきましたが、柿崎病院では内科全般という大きなくくりの中で研修をさせて頂きました。内科全般なので、肺炎、脳梗塞、糖尿病、心不全、失神発作など様々な疾患の患者さんを担当させてもらいました。その都度、指導医の長澤先生には忙しい時間を割いて、丁寧に教えていただき、非常にためになりました(特に胸部X線の読み方はためになりました)。また、各先生方よりミニレクチャーを開いていただき、日常臨床において遭遇しやすい疾患について分かりやすく丁寧に教えていただきました。さらに病棟業務に限らず、外来や当直の際でも丁寧に教えていただき、今後の当直や外来を行うにあたって、非常に役に立った研修であったと思います。
他にも、柿崎病院ならではと思われる訪問診療・訪問看護にも同行させていただきました。訪問診療や訪問看護は僕自身経験したことがなかったので、貴重な経験でした。病院内と違い、患者さんの自宅に訪問し、診察や看護を間近で見られたことは、非常に新鮮で印象深いものでした。
また、患者さんやスタッフと、研修医という立場ではなく、一人の医師として接することもありました。そのため、曖昧な態度や返答などはできない反面、非常に責任のある仕事なのだと再確認することができ、2週間の研修に励むことができました。
今回、2週間という短い期間での研修でしたが、各先生方をはじめ、病院のスタッフの方々には大変お世話になり、有意義な研修を送ることができたと思います。今回の研修で多くの学んだことや、感じたことを今後の生活に生かしていけたらと思います。
最後に、各先生方、コメディカルをはじめ病院のスタッフの方々には大変お世話になり、有難うございました。
横浜市立大学附属病院
臨床研修医 田辺 輝彦
(研修期間 H21.7.13〜7.24)
今回、横浜市立大学附属病院管理型の地域医療研修として新潟労災病院で研修をさせていただき、新潟労災病院からさらに地域に密着した医療を研修させていただくため、柿崎病院で2週間お世話になりました。
地域医療を学ぶということで研修させていただいたのですが、学ぶべきものに対して2週間という期間は当然短く、どれだけのことをどこまで経験できるのか、学べるのかということには少なからず不安がありました。しかし、2週間を紐解いてみると、短い時間ですが、先生方、コメディカルの方々のご配慮と「研修医に教えることが患者さんのためになる」との考えを身をもって感じられるほど、お忙しい中時間を割いていただき、多くのことを学ばせていただけたと思っております。
各先生方の小講義は、それぞれ臨床に即し、日々の診療で必ず必要になるであろうことを私でも理解しやすいように丁寧かつ簡潔にご教授いただき、大変勉強になりました。また、病院スタッフが集まる勉強会で、自分の発表をさせていただき、準備から発表後のフィードバックまで、お忙しい時間の合間にご指導くださったことも、とても勉強になったと思っております。
もちろん座学だけでなく、多様な患者さんのいる外来、病棟での診療やエコーなども含めた検査や治療の手技なども多く学ばせていただき、その経験も大変大きなものだと思っております。地域医療に特徴的なものとして、訪問診療に同行させていただいたことも印象的で、地域の方々と寄り添った医療を体験させていただき、勉強になったとともに感銘を受けました。病棟や外来、訪問診療などでは、スタッフの方々にも多くのことを教えていただきました。有難うございました。
また、これまでの研修では、呼吸器内科や一般外科、整形外科など各科ごとに学ばせていただいていたのですが、今回は診療科を特定して研修するわけではなく、病院の研修医として上級医のもとで学ばせていただくという形でした。患者さんも、大学病院や大きな総合病院などと異なり、各診療科の垣根を越えており、地域医療での医師に求められるものを感じることができたと思います。
最後になりますが、研修環境を整えていただき、お世話になりました院長先生、直接ご指導くださった長澤先生をはじめ、先生方、スタッフの皆様には本当に感謝しております。教えていただきましたことを必ず自分の今後に活かしたいと思います。重ねて、真に有難うございました。
新潟大学医歯学総合病院
臨床研修医 武田 健
(研修期間 H20.7.7〜8.24)
8月になったと思ったらあっという間にお盆になり、気がついたら実習期間が終了していました。
今までは専門性の高い病院での研修の経験しかなく、その上直前3か月の研修科が放射線科2か月、麻酔科1か月と病棟・外来診療から遠ざかった状態でのスタートでした。
久しぶりにプロブレムリストを立てたり、入院時指示を出したり、初めての偽痛風にドタバタしているうちに8月になり、紹介状を書き始めたらあっという間に8月が過ぎ去りました。
こう書くと書類ばかり書いていたようですが、この手の書類を書くためには患者さんを診察する必要があり、またほかのスタッフからの情報を収集する必要がありました。
その際の感想として、看護師さんとの距離は勿論、薬剤師さん、リハの先生、栄養士さんなどともこんなに近いかと思うくらい近かったのが柿崎病院の感想でした。特に自分が研修を始める前から入院している患者さんの状態を把握できたのは、このスタッフとの距離のおかげとも考えています。
大学から研修を始め、だんだんと小さい病院に研修先が変わっていき、その度にスタッフとの距離が縮まっていったような気がします。
患者さんも必ずしも自立した方とは限らず、また家庭・介護との兼ね合いを考えての診療方針の決定が多く、今までは可能な限り病気さえ診療すれば良かったのとは大きな隔たりがありました。特に延命治療を希望されない家族の多さや、患者さんが家庭に帰ってからの事を視野に入れないといけないのが印象的でした。
研修内容としては、エコー等も親切に教えて頂いてこなさせていただきましたが、何よりも初体験の外来が貴重な経験でした。外来を三回ほど任せて頂き、そのまま入院して主治医になるといった経験もできました。
訪問診療も経験させていただき、訪問が必要といっても様々なレベルの患者さんがいるなと感想を持ちました。訪問で必要なのは病院の方針だけではなく、家族・患者・医療機関のつながりであり、つまり訪問ができる地域性というものの重要性が感じられました。
スタッフに対する勉強会の講演などもさせて頂き、先生方にはスライド作りなども手伝っていただきました。
これまで経験がない事を、先生方やスタッフの教えを受けながら、なんとかこなす事ができました。
本当に6週間、ありがとうございました
新潟大学医歯学総合病院
臨床研修医 小堺 貴司
(研修期間 H20.1.7〜2.17)
2年間の初期研修ももう少しで終わる、というところで今回の地域医療研修がスタートしました。結果的にはこの時期は最適だったように思います(雪は辛かったですが)。それまでは大学、中央病院など大規模病院で学んできたのですが、そこでの経験が出せたこともあるし、新たな発見、違いもありました。そういう発見も最初に大規模病院で学んできたからこそ見つけられたことだと思います。
やはり患者さんの平均年齢が高いことが挙げられます。それまでは比較的若い患者さんが多かったためかコミュニケーションがとりやすかったのですが、ここでは患者さんから話を聞くのもままならないことが多く苦労することも多かったです。痛いのか、痛くないのかということですら診察しながら患者さんの顔色を見て判断する、自分の『カン』が頼りになりました。また、年齢が高いためにどこまで検査を必要とするのか、ということです。物言えぬご本人はもちろんのこと、ご家族もどこまで検査・処置を希望されるか、しっかりと共通認識を持って行わないと過剰検査、過剰医療、無用な延命となる危険性があると感じました。逆に言えばそういう『さじ加減』みたいなことも学んだように思います。
2つ目の違いとして、やはりスタッフ間のフットワークの軽さです。これには本当にスタッフみなさんの苦労に感謝する以外ありません。手間のかかること、ついさっき言った指示をまた変えてもすぐに対応してくださる。分からない薬があればすぐに聞けるし、フィードバックがある。他にもたんさくご迷惑をおかけしましたが、とても気持ちよく仕事をさせていただきました。知らない方から声をかけられてビックリした、なんてこともありました。『顔の見える関係』とはまさにこういうことですね。
自分は地元の人間です。また近い将来地元で仕事をする機会があるかも知れません。そのときはこの研修の感謝の気持ちを込めて柿崎病院で少しでも恩返しが出来たらと思います。
ありがとうございました。
新潟大学医歯学総合病
臨床研修医 下田 傑(たかし)
(研修期間 H19.8.27〜10.7)
新潟大学医歯学総合病院の研修プログラム『地域医療』の研鑽をするべく、新潟市からおよそ100km離れた(98kmくらいなのでETCの通勤割引はギリギリ使えます)この柿崎へ来てから早6週間。本当にあっという間に研修期間が過ぎてしまいました。
柿崎に来てまずびっくりしたことは、この町にはコインランドリーが無いみたいだということです。6週間という短期間のため洗濯機を持たずにノコノコとやって来た私は、週末を迎える度に隣の旧大潟町へ車を走らせていました。片道8km。往復16km。コンビニが近くにあったのがせめてもの救いでしょう。
そんなこんなで始まった地域医療研修でしたが、基本的には内科研修でした。内科の研修はおよそ7ヶ月ぶりだったので、内科医としての動き方や考え方、あるいはカンというか、そんな感じのものを取り戻すのに苦労しました。で、やっと慣れてきて腹部エコーや上部消化管内視鏡が少し解ってきた頃に研修終了となってしまったのは大変残念です。藤森先生、川村先生ありがとうございました。
また、この短い期間に鼠径ヘルニアと急性虫垂炎の手術をさせていただきました。2ヶ月ぶりの手術でしたが、再発したとか縫合不全を起こしたとかいう話は出ていないので、安心して新潟に帰れます。鈴木先生ありがとうございました。
柿崎病院には常勤医が3名しかおらず、あとは大学病院や近隣の病院などから応援を頼んで運営をしています。大学病院など柿崎よりも規模の大きい病院で研修していた時にも感じたことですが、地域医療の研修に来て「やっぱり地方の医師不足は深刻だな」と思いました。
そんな状況でも病院の雰囲気を明るく保っていられるのはコメディカルの皆さん、とりわけ看護師さん達の力が大きいな、と思います。柿崎病院の看護師さん達は本当に優しい人達ばかりです。
短い間ではありましたが、本当にありがとうございました!!
新潟大学医歯学総合病
臨床研修医 佐藤 大介
(研修期間 H19.5.14〜6.24)
早いもので柿崎での6週間にわたる地域医療研修はあっという間に終わってしまいました。
藤森先生をはじめ諸先生方、また病院スタッフの皆さんから暖かく(ときには厳しく)ご指導いただき、この穏やかな柿崎という土地で中身の濃い大変充実した研修を受けることができました。
私は2006年4月より新潟大学歯学総合病院にて、また同年8月より信楽園病院にて研修させていただきましたが、いずれの病院も電子カルテを採用しておりデジタルに慣れた世代としてはそれほど抵抗無いように感じていました。
しかしここ柿崎病院に来て初めて従来の紙カルテと直面し、主な指導医である藤森先生の仕事の流れも非常に早く、今までなんとかできるようになったと思った病棟業務が”1"
からやり直しという感じで、スタッフや担当患者さんとのコミュニケーションまでもがしどろもどろになってしまいました。徐々に仕事の流れに慣れて、担当患者さんの診断や治療方針などに頭を回せるようになってきたところで
5週間が経ってしまいました(最後の1週間は保健所実習でした)。
とても残念です。でもスタッフや患者さんはとても面白い方が多く、新潟市出身の私としては上越地域の人間性を少しだけかいま見ることができ新鮮な体験でした。患者さんからは「誰々はうちの親戚だ」「誰々の弟はおれの弟子だ」とか「あの患者さんは病院でも家でも隣だ」とかお聞きし、新潟市と比較するととても地域性が強く大きな家族の中にいるような感覚でした。また往診にも同行させていただいたり診療所見学もさせていただき、大変ながらもユーモアを持って日常を営まれている姿を見て、こういう雰囲気がわかっただけでも地域医療研修の意味合いがあったと思います。
大病院にはない人間関係の暖かさ、包み隠しのない会話、時間の流れ方がとても印象深いです。またこんなにたくさん腹部エコーをさせていただくことは研修中二度とないと思います。
この柿崎病院での経験を胸に、引き続き研修に励んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。
